藤倉食品 企業理念

 

藤倉食品の新しい企業理念

理念とは、その企業の行動を律する価値観です。言葉をかえると、経営上の意思決定のときに、判断基準となる固有の価値観といっていいでしょう。

 

大豆文化を深く学び、食の革新で真に地域社会に役にたつ企業

藤倉食品が大豆の力と食の革新で地域社会をリードするエクセレントカンパニーをめざすには、新しい企業理念のもとで社員自身の自主性を活かした創造性あふれる体質の確立が不可欠です。前例やこれまでの社風に流され、形式的な責任論のものに改革を怠り、安逸に走るのであれば、競争に対応していくことも地域社会の期待に応えることもできず、停滞の一途をたどることとなるでしょう。
真摯な態度で自己革新を行い、社員の人間としての資質を最大に発揮できる働きがいのある企業を目指す不断の努力こそ、健全な企業としての藤倉食品を実現し、地域社会からの信頼をつちかう唯一の道です。

 

コンセプトワーズは「大豆文化と食の革新」

豆腐は、日本人の食生活に欠かせないたん白源として、古来より伝統的に食されています。現代でも、赤ちゃんからお年寄りまで安心して食べられる、安価で安全な栄養価の高い健康食品として、高齢化の時代を迎える日本ではより重要な大豆加工食品となっています。
伝統食品の衰退するなか、主食・副食を問わず菓子や嗜好品を含め、口に入るものすべてが競合する時代に、食品に使用される大豆百万トンの約半分が豆腐として毎年消費されています。これは、いかに日本人にとって豆腐がなじみ深い食品であるかを物語っています。

 

豆知識

豆腐の歴史は古い。約2000年前の中国による発明。日本へは、飛鳥時代から奈良時代にかけて伝えられ、当時は、貴族や僧侶など一部の人たちだけが口にすることができた貴重な食べ物であったのです。また、とうふを漢字で書くと「豆腐」となりますが、この「腐」は腐(くさ)る意味ではなく、液層と固層の混ざったような、ふわふわしてはっきりしないという意味から来ています。なお、藤倉食品では「豆腐」に敬意を込めて「豆富」と表記します。

 




創業昭和拾年